生活上のリスクとは

例えば、後遺障害によって半身不随になってしまった時、今まで行っていた仕事は出来なくなるかもしれません。それによって、今まで得ていた安定的な収入が得られなくなります。また、歩行障害や言語障害、記憶障害となる可能性があります。それは主に脳の症状です。本人が気付かないうちに、そういった症状が見られることがあります。周りが気付いてはじめて、『事故による後遺症ではないか』となるのです。

事故によって目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったりすることもあります。後遺障害には、片目、または両目の失明が含まれるということから、実際にそうなってしまった人もいます。この場合、今までとは同じ生活を行えないだけでなく、人間が感覚として持っているものを失うことになりますから、大変不自由な生活を強いられるかもしれません。

このように、後遺障害には生活上のリスクもありますし、事故によってそのリスクを自分自身が負ってしまう、またはほかの誰かに負わせてしまう可能性もあります。もちろん、これらのリスクは交通事故に遭わないようにすることで回避できますが、今回ポイントとしているのは、むちうちなどの軽度の後遺障害であっても、賠償の対象になる、という点です。