生活上のリスクとは

例えば、後遺障害によって半身不随になってしまった時、今まで行っていた仕事は出来なくなるかもしれません。それによって、今まで得ていた安定的な収入が得られなくなります。また、歩行障害や言語障害、記憶障害となる可能性があります。それは主に脳の症状です。本人が気付かないうちに、そういった症状が見られることがあります。周りが気付いてはじめて、『事故による後遺症ではないか』となるのです。

事故によって目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったりすることもあります。後遺障害には、片目、または両目の失明が含まれるということから、実際にそうなってしまった人もいます。この場合、今までとは同じ生活を行えないだけでなく、人間が感覚として持っているものを失うことになりますから、大変不自由な生活を強いられるかもしれません。

このように、後遺障害には生活上のリスクもありますし、事故によってそのリスクを自分自身が負ってしまう、またはほかの誰かに負わせてしまう可能性もあります。もちろん、これらのリスクは交通事故に遭わないようにすることで回避できますが、今回ポイントとしているのは、むちうちなどの軽度の後遺障害であっても、賠償の対象になる、という点です。

交通事故被害と後遺症

生活と私達の健康状態は密接にかかわっています。私達は今のこの状態、学校や仕事に行ったりスポーツをしたりドライブをしたり趣味を行ったり…そういったことは、私達の健康状態が万全であるからこそ、行えること、とも言えるかもしれません。私達にとっては、その状態が当たり前になっている、とも言えます。当然、それは良いことです。しかし、そういった生活から一変してしまう、そのリスクが私達には絶対ない、と言い切れるでしょうか。それは、言い切れない、と言えます。私達は、交通事故の被害によって、後遺障害を負ってしまう可能性があるからです。

後遺障害に関して、あなたはどのくらいご存知でしょうか。実際に車の事故に遭った人が、どのような後遺症を負ったのか、というニュース等は見たことがあるかもしれません。また、自分は経験していなくても、友人が経験している、という方もおられることでしょう。しかしそれはあくまで自分のことでは無いので、やはり実感がわかないかもしれません。交通事故によるそういったリスクは誰もが抱えているのです。

今回取り上げる『後遺障害』は、『後遺症』と同じ意味で用いられる言葉です。これは当然交通事故以外でも用いられる言葉ですが、交通事故以外であっても、何らかの原因で後遺症を負うことがあり得ます。後遺症は、時間が経てば完治するのではないので、その後の生活を一変させ、不自由を負わせることもあります。どのようにでしょうか。